質問
訪問リハビリテーション先のご家族が感染、利用者は濃厚接触者となります。訪問中止期間の指針はありますでしょうか。
回答
現在、厚労省の定める濃厚接触者の隔離解除基準は、(https://www.mhlw.go.jp/content/000889667.pdf)
【濃厚接触者の待機期間】
・最終接触日を0日とし、原則、7日間で8日目に解除
(ちなみに、神戸市医療センター中央市民病院の場合はより安全を期すために7日目にPCR陰性なら翌日から勤務可能)
・社会機能維持者の方は、2日にわたる検査(原定性検査キット)を用いた検査で陰性が確認された場合でも待機を解除する
・10 日間を経過するまでは、検温などご自身による健康状態の確認
陽性のご家族が自宅療養期間中の場合
・自宅で陽性者の隔離を開始(※)した日を0日として7日間で8日目に解除。
・隔離が守られていない場合、発症日(0日)から(PCR陽性日ではない)7日間+7日間
(これは考え方が異なる場合あります)
※自宅での陽性者の隔離方法(参照:https://www.city.kobe.lg.jp/documents/48457/follow-up-guide.pdf)
以下の内容が守られている場合、その日から分離できているとみなします。
□同居する全員がこまめに手洗いをしている
□陽性者専用の個室を用意し、基本的に部屋からでていない
□陽性者がトイレや洗面のために部屋から出る時は、サージカルマスクをつけている
□トイレを共有する場合、使用ごとに接触部位をアルコール消毒し、換気を十分にしている
□シャワーお風呂を共有する場合、陽性者は最後に入り、清掃と換気を十分にしている
□タオル、寝具、食器などの身の回りのものは、同居の方と共用していない。
(特に洗面所やトイレのタオルに注意)
□陽性者が触れるドアノブなどの表面は、アルコールで1日1回以上清拭している
□衣類は陽性者と分けて洗濯用洗剤で洗濯し、しっかりと乾燥させている
□職員が患者の衣類などを扱うときは、手袋・マスクをつけている