質問
有症状者の療養期間が7日に短縮されました。8日目以降も感染リスクがあり、高齢者等の接触をさけるようにも通達されてますが、県士会としてはどのように考えておりますか?
リハビリ職として対応が難しく思っており、8日目に出勤させるか迷っています。もし出勤させた場合、感染対策で推奨される点あれば教えてほしい。
回答
ご質問のご記入の通り、9月7日に厚労省から、コロナ療養期間が短縮され、10日から7日になりましたが、高齢者や感染リスクの高い人との接触は10日間避けるとありますので、理学療法士が在籍する職場は今まで通り、10日間の療養期間を続ける必要があると思います。
また、8日目でウイルス残存リスクが16%とある事より(図参照)、医療、介護の現場では慎重に対応すべきと考えます。
もし、8日目で復帰した場合に直接介入業務をするとすれば、考えられる対応策としては、10日経過まで換気の行き届いた環境下でN95マスクは必須で、相手(患者・利用者)も必ずサージカルマスクをつける事と、介入時間も短時間に限る事、手指衛生を徹底する事でリスクは低減出来るかもしれませんが、状況次第ではやはり感染のリスクは伴う事は避けられないと考えます。
しかし、最終決定は各施設の判断となりますので、ご参照ください。